外的世界の証明

G. E. MooreG. E. Moore “Proof of External World” 1939
http://selfpace.uconn.edu/class/ana/MooreProof.pdf

G.E.ムーア

外的世界の証明」(1939)

私訳PDF


【概要】

非常に有名な話だが、原文が見つからないので訳した。よく知られた箇所は

 カントが、私たちの外部の物の唯一の可能な証拠があるという、すなわち彼が示したものがあるという、彼の意見であると宣言したとおり、これまでそれが真であることから、私は非常に多くの異なる証拠、また私は別の時点で多くの別の証拠を示す立場にいた、それぞれが完璧に厳密な証拠であるものを今示すことができる。たとえば、私は今ふたつの人間の手があることを証明できる。どのように?私の手を上げ、右手で何かのジェスチャーをしながら「ここにひとつの手がある」といい、左手で何かのジェスチャーをしながら「そしてここにもう一つ手がある」と付け加える。そしてこうすることで私が事実上、外的物の存在を証明したなら、あなたは私が他の多くの仕方で、今そうすることができることを理解できるだろう。これ以上、例を増やす必要はない。

くどく言えば、「心に外的」なものとして「手」とは何か合意がないといけない(常識的には合意があるが、哲学ではそれを言葉で証明しなければならない)。するとこの証明は無限後退を始める。したがってジョン・サールは外的世界は発話の条件だとする。【文責 KN】

 

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